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2013年01月04日

オートマ故障修理&リビルト販売

国産.外車.各メーカーのオートマチックトランスミッション、AT&CVT修理、制御用コンピューター修理、リビルト品 承ります。(業者さんの外注も OKです)

近年、低燃費重視の車が主流になっていますが、多段AT(5速6速など)やCVT化で内部構造が、大幅に構造変更されています。完成された?従来の3速4速仕様でもオートマの故障は付き物でしたが、累積走行が10万kmに満たない車でも、オートマの故障が増えている様な感じが伺えます。

特にCVT構造のミッションは、メーカーが殆ど部品供給をしていませんので、いざ修理を依頼しても、新品丸ごと載せ換えや、リビルト品に載せ換えが、主流?になっているケースが多くあるようです。 当社では、大手ミッション修理専門店と提携していますので、他では、手に入らない部品が多数ございます。 ※1修理対応可能な場合もありますので、是非、ご相談ください。

※1一部取り扱い出来ない車種があります

変速不良や、変速ショック、バックに入らない等の症状が出た車(特にATF交換後)のオーナー様!
オイル交換時に浮き上がったゴミやクラッチカスが油圧バルブに入り込んで動作不良を起こしている恐れがあります。
上記症状で、クラッチ破損等やブレーキバンド、ギヤ破損でなければ、(オイルパン脱着して確認)バルブボディーのオーバーホールでお安く修理出来る可能性があります。最新の診断機で対応させて頂きますので是非、見積りご相談下さい。
※見積り作業は、有料にて承ります。



バルブボディー不良について


バルブボディーの故障の症状で、まず多いのが変速ショックです。今現在は4速以上のオートマが多いのですが例えば2速から3速に切り替わるときに「ガツン・・・!」と後ろから突っつかれたようなショックがある、と言うのが変速ショックです、CVT ミッション(無段変速)では無い場合必ず変速ショックはあるのですがあからさまに一箇所の変速がおかしいとか、全体的にギクシャクするなどの場合は変速に対する制御に異常があると思われます。次に多いのがミッションが変速しないという症状です、この症状は冬場に多いように感じられます、朝一番にエンジンをかけてすぐ走り出すと1速から変速せずにいつまでもスピードが上がらない、しかし少し走って温まるとまったく問題なく変速し始める、というのが症状のひとつです、最後が「シフト操作しても反応がない。」この症状は走っていて車庫に入れるためにバックギアーに入れても反応が無く、バックしないでエンジンの回転だけが上がってしまう。しかしレバーを他のレンジに移動した後また入れると今度はバックできた!などの症状になります、その他いろいろありますが今回の例に大きく関わっているバルブボディーの修理について説明致します。

オートマ故障修理&リビルト販売左の写真はミッションを下から写した写真です、オイルパンを取り外すと、オイルストレーナーとバルブボディーが出てきます。バルブボディーは油圧の制御を受け持つ部品として最も重要な役割をしています。内部構造はかなり複雑で、部品点数の多さに驚かされます。

オートマ故障修理&リビルト販売抜いたオイルです、色は本来”赤”もしくは”薄い茶色”なのですが........?しかし抜いて見ると、頻繁に交換の必要は無いと言われているオートマオイルですがここまで汚れていると問題です!赤茶けています。これではオイル本来の効果は薄れてミッションにかなりのダメージを与えていることでしょう。
オイルが汚れてくるとフィルター、油圧経路のつまりの原因になるのでここまで汚れる前に交換をしましょう。

オートマ故障修理&リビルト販売これがバルブボディーの内部です。迷路?アリの巣?のような複雑に入り組んだ部品がバルブボディーの本体です。構成部品としてはバルブボディー、バルブボディープレート、スプリング、ラバーボール、スチールボール、バルブボディーガスケット、そしてバルブ、と言う感じの部品がメインです。電子制御になるとそこにソレノイドバルブが加わってきます。これらの部品一つ一つが重要な役割分担をしてオイルの通り道を開いたり、ふさいだりしてオイルの流れ、又は油圧を保っています。


オートマ故障修理&リビルト販売バルブの写真です!このバルブがスプリングと油の作用によって動く事により油圧の制御を行います、バルブの数は大きいのから小さいのまで含めると15個や20個それ以上ある場合もあります。動きの悪い部品などが出てくると最初に書いた「変速ショック」「変速しない」「反応がない」と言う症状に陥ってしまいます。ボディーはアルミ部品です、バルブがほとんどクリアランスの無い状態で挿入されているので何かが原因で動きが渋くなり動作を遅らせる、もしくは動作しなくなります。それ以外では、隙間に異物が挟まっている場合もあります。ミッション内部は使っているうちに金属のバリやクラッチプレートのカスなどがオイルに混ざっていきます、それらが詰まることもよくあります。
部品のほとんどがアルミ部品で構成されているのでアルミは熱による膨張、冷めて伸縮、を多少なりとも繰り返しています。それがバルブの動きを悪くする原因の中の一つです。上に書いた「変速しない、しかし温まれば正常!」と言うのが一番これに当てはまると思います、この事からバルブボディーを全部バラして動きの悪いところはすり合わせて伸縮したときなどにかじりつきなどが出ないように修理していきます、 組み付けの際にはオイルストレーナー(フィルター)やパッキン類なども同時交換します。そしてザーレンのATF4000を注入して走行テスト。走行テストはオイルの冷えてる朝一番の動作確認をして、さらにオイルが温まってからの確認も行います。最初に書いたような症状のほとんどはバルブボディーの動作不良が疑われますのでミッション内部に原因がある場合もありますが、ATFの極度の劣化やオイルパン内に異物がなければバルブボディーのオーバーホールを試みてはいかがでしょう



Posted by (有) ジーワン at 15:22