2009年07月16日
エアコンのメンテナンス
エアコンフィルターは、いろいろと多く種類がありますが、大きく分けると、活性炭が、入っている物と、入ってない物、 2種類あります。値段は、少し割高ですが脱臭効果のある 活性炭入りの方をお勧めしています。 さて、良いことばかり書きましたが、エアコンフィルタ-は、花粉やディーゼル黒煙をも取り除く位のとても目の細かいフィルターです。 シーズン毎にフィルターを交換していない車は、風量を全開にしても音だけ大きくなって、ぜんぜん風がこないといった状態になってしまいます。 そうなると、エアコンの効きが悪くなります。 せっかくの良いフィルターが、逆にエアコンの故障と勘違いするほどのマイナス効果になってしまいますので、定期交換部品として、認識していただければ、エアコン性能をフルに発揮でき、快適さと燃費節約につながります。 ② エアコンのガス量及びコンプレッサーオイルの劣化、汚れ ※ガスの量は適量ですか? エアコン内には、冷媒(エアコンガス)が充填(入れてある)していますが、年数が経つにつれ、ガスが減っていきます。 (とくにレトロフィットキットを使用し、R12(旧式の冷媒)のエアコンに134aガスを充填している車は、減りが早い。)では、なぜ密閉されている冷凍サイクルからガスが漏れるのか? 原因は、パイプなどの接続部に使用されている気密用のOリングやシールにあります。 ゴム風船を膨らませて,数日経つと段々と、しぼんできます。これは、ゴム自体を、微量に空気が透過しているためです。 (タイヤの空気圧調整をしないといけない理由と同じです。) エアコンのOリングやサービスバルブのシールはゴム風船とは違って、耐温度、冷媒、冷凍機油、に耐えられるように作られていますが、それでも、極々微量ながら減っていきますので、定期的にチェックが必要です。 ※コンプレッサーオイルは劣化します。 エアコン内部には、コンプレッサーの潤滑と機密を保てるように、オイルが入れてあります。 このコンプレッサーオイルが劣化する原因は、コンプレッサー内部の稼動部(ベーンやピストンなど)を潤滑する際に、磨耗粉などがオイルに溶け込んだり、高圧、高温、低温の過酷な状態に常時置かれている為です。 また、コンプレッサーオイルは、ガスと混じって冷凍サイクルを循環しているので、ガスが減ると、コンプレッサーオイルも一緒に減ります。 ガスのみの補充は、コンプレッサーの寿命を縮める事になりますので、定期的な、エアコンクリーニングをお勧めします。 |
Posted by (有) ジーワン at 19:34