2016年11月16日
スズキ アルト 警告等点灯
お客様から 「他所の整備工場で車検を受けた後に異常警告等が点灯した」 と連絡が入りました。
ABS警告灯とブレーキ警告灯も同時点灯しているとの事なので お客さんの自走持込を止めて、レッカー移動での入庫になりました。
ボッシュ診断機で現車を実際に見ると。「ストップランプスイッチ異常」!?
ブレーキを踏んでも確かにブレーキ灯は点灯しない。
が、シフトロックソレノイドの動作音が聞こえるので、ストップランプスイッチは正常らしい。
スイッチからブレーキ灯までの配線?アース不良? とりあえず電球を調べてみると両方切れてる........。
両方電球交換をしてキースイッチON 警告灯は一切点灯しない。
?
片方を切れてる電球に戻してみる → 警告灯は一切点灯しない。
両方切れている電球に戻すと、ABS、ブレーキ 警告灯が点灯!!
どうやら 両方電球が切れると 警告灯を出す仕様らしい。
走行中たまに見かけるブレーキ灯が全く点かない車がありますが 運行前点検を実施している人は稀だと思うので、他の人の指摘がないと起こりうる事です。以前のように高級車だけに付いていた警告機能が軽バンの様な必要最小限の装備で作成された車両にも付いていたので、トラブルシューティングの際は視点を変えて行かないといけない様です。
Posted by (有) ジーワン at 10:37
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